以下、本文になります
沖 勝登志
教授:沖 勝登志(おき かつとし)
私が1989年から1991年に米国のビジネススクールに学んだ当時のニューヨークダウ工業株30種構成銘柄と2021年末現在の同構成銘柄を比較した場合、半数を超える18銘柄(企業)が入れ替わっています。
また、2021年末の世界の株式時価総額上位5社の内、4社は時価総額約3兆ドルのアップルを筆頭とする米国のIT企業であり、これらの企業は30年前の1991年末の段階では、1社も上位5社どころか上位30社にも入っていません。
この背景には、1990年代半ばから始まったいわゆるIT革命による半導体や通信といった先端技術産業におけるイノベーションの急速な進展が考えられます。
私の授業ではこれら先端技術産業に焦点を絞ったイノベーションの成功事例、失敗事例のダイナミズムを学ぶことにより、皆さん方の将来の企業マネジメントの一助となることを目的としています。
関連リンク
担当科目
ビジネス専攻
- イノベーション特殊研究‐先端技術産業のイノベーションマネージメント
- イノベーション特殊研究‐先端技術産業のオープンイノベーション
グローバル経営研究専攻
- Innovation Management in Technology-based Industries
- Open Innovation in Technology-based Industries
専門分野
- 経営戦略
履歴等
ニューヨーク大学MBA
日本生命、SCREENホールディングスにおいて40年近い実務経験を有する。
欧米における10年を超える勤務経験に加え、SCREENホールディングスにおいては、経営戦略担当、並びにサステナブル経営担当の役員を務める。