- ビジネス研究科ホーム
- 教員紹介
- 村山 裕三
村山 裕三 教員一覧に戻る
教授:村山 裕三(むらやま ゆうぞう)

企業の間で関心が高まりつつあるCSR(企業の社会的責任)に関する課題、変化する国際関係の中での経営戦略のあり方、京都の伝統産業の活性化策、特に文化ビジネスへの転換戦略などを中心に授業を展開しています。講義や議論を通じて、長期的な視点や普遍的な価値観を教え、5年、10年たっても色あせない知識を学生に伝えたいと考えています。ビジネススクールの学生は、どうしても短期的な見返りを求める傾向にありますが、私の担当授業では、現代的なトピックを扱いつつも、その裏にある長期的な趨勢、底流にある考え方、歴史的な流れの中でみた位置づけ、などを大切にして授業を進めることを心がけています。
担当科目
ビジネス専攻
- 企業の社会的・国際的役割
- 京都の伝統産業と文化ビジネス
- 国際関係と経営戦略
- プロジェクト研究 基礎・Ⅰ・Ⅱ
専門分野
- 企業の社会的責任
- 経済安全保障
- 技術政策
- 文化ビジネス
履歴等
米国ワシントン大学修了 PhD(経済学)1982年にアメリカ経済史で博士号を取得後、野村総合研究所に勤務、アメリカ及びヨーロッパのハイテク企業の調査研究に携わる。その後、関西外国語大学助教授、大阪外国語大学教授を経て現職。
著書・論文等
- 『アメリカの経済安全保障戦略:軍事偏重からの転換と日米摩擦』(PHP研究所、1996年)
- 『テクノシステム転換の戦略:産官学連携への道筋』(NHK出版、2000年)(フジタ未来経営賞)
- 『経済安全保障を考える:海洋国家日本の選択』(NHK出版、2003年)(国際安全保障学会加藤賞)
- 『アメリカ経済論』(共著、ミネルヴァ書房、2004年)
- 『京都型ビジネス−独創と継続の経営術』(単著、NHKブックス、2008年)
- 『伝統産業から文化ビジネスへ』(マリア書房、2012年)
その他著書、論文多数
