ビジネス研究科_RSSニュースリスト https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/news.rss ビジネス研究科_RSSニュースリスト ja Copyright(C) Doshisha University All Rights Reserved. Tue, 08 Sep 2026 21:53:36 +0900 http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss DBS修了生が関わるトークイベント開催【9/12】

京 都 か ら 考 え る 、 も の づ く り と 自 転 車 の 話。
本大学院第18期修了生・片岡有紀さん、関根理沙さん、伊勢裕二郎さんが企画・出演に携わるトークイベントおよび展示会が、香老舗 松栄堂「薫習館」にて開催

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 本ビジネススクール第18期・児玉ゼミの修了生3名が、それぞれ異なる立場から関わるトークイベントと展示会が、2026年9月12日(土)、京都・烏丸の香老舗 松栄堂「薫習館」にて開催されます。 
トークイベントのテーマは「京都から考える、ものづくりと自転車の話。」。
1929年の創業以来、京都で自転車づくりを続けてきた自転車工房〈VIGORE〉の3代目・片岡聖登さんと、4代目見習いである本スクール修了生の片岡有紀さんが登壇し、親子それぞれの視点から語ります。
聞き手は、京都の人や場所、文化との出会いを通して京都の美意識や街の見方を綴るウェブメディア〈KYOTONOANO〉を運営する同じく修了生の関根理沙さんです。関根さんは企画・取材・執筆までを一人で手がける「ひとり編集長」として活動されています。
京都という土地でものづくりを続けること。家業を受け継ぐということ(※1)。時代とともに変えていくものと、変えないもの。そして、ものづくりに宿る「美意識」とは何か(※2)。“老舗”(※3)が集まる京都で、次代を担う経営者がどのように家業と向き合っているのかを、当事者の言葉で聞くことができる機会です。
会場となる松栄堂は、これまでも多くの社員の方がDBSで学ばれるなど、本スクールと長くご縁のある企業です。今回の企画は、松栄堂・畑社長からのお声がけをきっかけにスタートし、松栄堂にお勤めの伊勢裕二郎さん(DBS修了生)も企画に参画されています。
同じゼミで共に学んだ3名が、登壇者・聞き手・企画者としてひとつのイベントを形にしたことは、修了後も続くDBSネットワークの広がりを示すものといえます。
また、9月9日(水)~15日(火)には、同館1F 松吟ロビーにてVIGOREの展示「人と時間に寄り添う、自転車 京都で紡ぐ、ものづくり」も開催されます。フレームや制作工程、映像、工芸とのコラボレーション作品などを通して、京都で受け継がれてきたVIGOREのものづくりが紹介されるほか、片岡有紀さんがフレームビルダーとして初めて手がけた自転車「関根号」も展示されます。
事業承継や京都のものづくりに関心のある方はもちろん、MBAをご検討中の方、DBS修了生のみなさまもぜひ足をお運びください。理論と実務の架け橋を目指すDBSの学びが、修了生それぞれの現場でどのように生きているのかを感じていただける機会になるはずです。

トークイベント

日 時 2026年9月12日(土)13:30~14:15(開場13:00)
会 場 香老舗 松栄堂 薫習館
語り手 VIGORE 3代目 片岡聖/VIGORE 4代目見習い 片岡有紀
聞き手 KYOTONOANO ひとり編集長 関根理沙 
参加費 無料(事前予約優先)

VIGORE展示「人と時間に寄り添う、自転車 京都で紡ぐ、ものづくり」 

期 間 2026年9月9日(水)~15日(火)10:00~17:00  
会場 香老舗 松栄堂 薫習館 1F 松吟ロビー 入館無料 

詳細・お問い合わせ

詳細・事前予約 香老舗 松栄堂 薫習館(VIGOREイベントサイト)
お問い合わせ info[at]vigore.co.jp (VIGORE 片岡有紀) *[at]は@に変換してください 
関連サイト KYOTONOANO
※1

事業承継(ファミリービジネスの承継)
事業承継とは、企業の経営権や資産、そして技術・信用・人的ネットワークといった目に見えない経営資源を、次の世代の経営者に引き継ぐことです。日本企業の大半は同族経営(ファミリービジネス)であり、後継者不足は中小企業にとって最大の経営課題のひとつとされています。承継においては、株式や不動産などの「有形資産」だけでなく、創業以来の価値観や顧客との関係、職人の技といった「無形資産」をどう受け継ぐかが成否を分けます。今回のイベントで語られる「変えるものと変えないもの」の見極めは、まさに事業承継論の中心的なテーマです。DBSでも事業承継やファミリービジネスは、多くの在学生・修了生が自らの課題として研究に取り組んでいる領域です。 

※2

美意識(と経営)
美意識とは、何を「美しい」「良い」と感じるかという、その人や組織に内在する価値判断の基準のことです。近年の経営論では、データや論理だけでは差別化が難しくなった時代において、経営者自身の美意識や哲学が、ブランドの一貫性や意思決定の質を支える重要な要素であると論じられています。ものづくりの現場では、美意識は製品のデザインだけでなく、どの工程に手間をかけ、何を省くか、どのような顧客と向き合うかといった経営判断そのものに表れます。京都という土地に根ざしたものづくりに宿る「美意識」を問うことは、ブランドや企業の価値の源泉を問うことにもつながっています。 

※3

老舗(長寿企業)
一般に創業から100年以上続く企業を「老舗」「長寿企業」と呼び、日本は世界でも群を抜いて長寿企業が多い国として知られています。とりわけ京都には、創業300年余りの松栄堂をはじめ、数百年単位で事業を続ける企業が数多く集まっています。経営学の観点では、長寿企業は「本業への集中」「顧客・地域との長期的な信頼関係」「時代に応じた事業の再定義」を両立させてきた点に特徴があり、短期的な成長を追う経営とは異なる示唆を与える研究対象として注目されています。創業1929年のVIGOREも、まもなく創業100年を迎える京都の老舗のひとつです。 


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-CJe4Du.html Fri, 04 Sep 2026 16:29:31 +0900
DBS教員の共著ケースが『一橋ビジネスレビュー』に掲載

森良弘教授・延岡健太郎特別客員教授の共著ケースが『一橋ビジネスレビュー』に掲載

「ほんまもん」を貫く経営は、なぜ世界を制するのか?

本ビジネス研究科長を務める森良弘教授と延岡健太郎特別客員教授による共著ビジネスケース「堀場製作所―マスフローコントローラによる半導体事業の躍進」が、一橋大学イノベーション研究センター編集・東洋経済新報社発行の学術誌『一橋ビジネスレビュー』2026年夏号(Vol.74 No.1、2026年6月15日発行)に掲載されました。本ケースは、京都市に本社を置く堀場製作所の半導体関連事業の成長を、「ほんまもん(※1)」というキーワードから読み解いたものです。

半導体製造を支えるMFC技術

本ケースが取り上げるのは、半導体製造装置に不可欠なガス流量制御機器「マスフローコントローラ(MFC ※2)」です。最先端半導体の製造では、極めて高い精度と信頼性をもってガスを制御する技術が求められます。堀場製作所は早くからこの分野に参入し、長年にわたり技術を磨き続けることで、世界市場における高い競争力を築いてきました。特に、難易度の高い「差圧式MFC(※3)」という技術に将来を見据えて挑戦し続けたことが、現在の半導体関連事業の躍進につながっています。

短期的成果に左右されない経営判断

本研究の意義は、単なる成功企業の紹介にとどまりません。不確実な市場環境の中で、短期的な成果だけに左右されない経営判断が、いかにして持続的な競争優位を生み出すのかを示している点にあります。京都企業らしい「ほんまもん」、すなわち独自の価値を徹底して追求する姿勢は、技術開発だけでなく、顧客との関係構築、供給力への投資、人財育成にまで一貫して表れています。

今後の展望

半導体産業は、AIやデジタル社会の進展とともに、今後さらに重要性を増していくことが予想されます。本ケースは、技術を軸に長期的な価値創造をめざす企業経営を考えるうえで、実務家・研究者・学生にとって多くの示唆を与えるものです。
DBSでは、今後も企業の現場に根ざした研究と教育を通じて、社会に貢献する知の発信を続けてまいります。

掲載情報

掲載号 『一橋ビジネスレビュー』2026年夏号(Vol.74 No.1)
特 集 知識創造のフロンティア―AI時代における人間らしさの価値
編集/発行 一橋大学イノベーション研究センター 編集 / 東洋経済新報社 発行
詳 細 一橋大学イノベーション研究センター(WEBサイト)
※1

「ほんまもん」
京都の方言で「本物」を意味する言葉です。本ケースでは、堀場製作所をはじめとする京都企業に共通する経営哲学として位置づけられており、流行や短期的な数字にとらわれず、独自の技術や価値を徹底して追求する姿勢を指します。同社が創業以来掲げてきた「正しくはかる」という価値観も、この「ほんまもん」の精神を体現するものであり、目先の利益よりも、長年磨き上げた技術力で顧客の信頼を積み重ねていくという経営姿勢を象徴しています。

※2

マスフローコントローラ(MFC:Mass Flow Controller)
気体の流量を高精度に制御する装置のことです。半導体の製造工程では、ウエハー上に極めて微細な回路を形成するため、使用するガスの量をきわめて正確にコントロールする必要があります。MFCはこの制御を担う中核部品であり、半導体の品質や歩留まりを大きく左右します。堀場製作所は世界に先駆けてこの分野に参入し、高い世界シェアを獲得してきました。

※3

差圧式MFC
ガスの流れによって生じる圧力差を利用して流量を測定・制御する方式のマスフローコントローラです。従来主流だった熱式に比べて構造が複雑で開発難易度が高い一方、より高精度かつ広範囲のガス流量制御が可能になるという利点があります。堀場製作所は、この技術的難易度の高さゆえに他社が参入をためらう中、将来の半導体微細化を見据えて早くから開発に取り組み、現在の競争優位につなげました。


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-cjAt3t.html Fri, 07 Aug 2026 14:20:37 +0900
DBS×京都産業21 共同企画講座 参加者募集中!

中小企業の経営実践力を高める
京都産業21と同志社ビジネススクールが、今年もMBAレベルの学びを実践に活かす連続講座を開催します

ニュース_260711_1  (140849)

公益財団法人京都産業21と同志社ビジネススクール(以下「DBS」)との共同企画講座「事業展開力要請実践講座~MBAの学びを体験し経営実践に活かす~」が、2026年10月8日(木)から11月26日(木)にかけて全7回で開催されます。
本講座は、京都府内中小企業の経営者、経営幹部層およびその候補者の方々を主対象としています(ご勤務先経由でお申込みください)。中小企業が既存事業を発展させる、あるいは新事業を創造し展開していくために必要となる事業戦略、マーケティング、組織を牽引するリーダーシップのあり方、そして会計・ファイナンスのエッセンスを体系的に学ぶ内容です。
講義を担当するのは、DBSの児玉俊洋教授、高広伯彦教授、井上福子教授、野瀬義明教授。最終回には、受講生が各回の講義とディスカッションを踏まえ、自社課題の解決策を考察したレポートを提出します。希望者は発表を行い、担当講師からのコメントを受けて自社課題への考察をさらに深める機会も用意されています。
京都生涯現役クリエイティブセンターと DBSとの共同企画講座「MBA体験コース(※1)」と並び、本講座はDBSのMBAプログラムを体験できる貴重な機会です。「MBA体験コース」からの連続受講も歓迎します。
働きながら学び直す、いわゆるリカレント教育(※2)の場として、定員20名程度、受講料5万円(課題図書代を含む)と、負担しやすい料金設定になっている点も特徴です。理論と実務の架け橋を目指すDBSの精神を体現する取り組みとして、多くの経営者、経営幹部の皆様のご参加をお待ちしております。
また、MBA取得を考えている、考えたことがある方にとっては、その一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。そのような方のご参加もお待ちしております。

詳細・お申込みについては、公益財団法人京都産業21のサイトをご覧ください。

※1

MBA体験コース
DBSと京都生涯現役クリエイティブセンターが共同企画する講座で、本格的なMBAプログラムに進む前段階として、その学びの一端を体験できる機会を提供するものです(詳細はこちら)。今回の「事業展開力要請実践講座」とあわせて受講することで、より体系的に同志社ビジネススクールの学びを体感できます 。

※2

リカレント教育
社会人になってから必要に応じて学び直しを行う教育のあり方を指します。一度学校教育を終えた後も、仕事と学びを繰り返しながらキャリアを形成していく考え方であり、今回のような働く経営者・経営幹部層向けの実践講座も、その一つの形といえます。 


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-R2VHCC.html Mon, 13 Jul 2026 10:05:23 +0900
「B2Bマーケティングの教科書」連載スタート

「世の中はすべてB2Bでできている」

その本質を、理論と実践繋ぎながら学ぶ機会の提供

高広 伯彦 先生  (119503)
本ビジネススクール教員・高広伯彦教授による連載『B2Bマーケティングの教科書』が翔泳社の運営するマーケティングメディア「MarkeZine」にて始まりました。
B2B市場(※1)はB2C市場の1.5〜2倍の規模とも言われますが、日本国内では実務家が体系的に学べる機会が極めて限られています。書店に並ぶ「B2Bマーケティング本」の多くは、特定の文脈での成功体験に基づく経験則にとどまっており、普遍的な理論とは言いがたい側面があります。
高広教授は本連載にて、国内外のマーケティング研究の知見をふまえつつ、購買行動・セグメンテーション・リレーションシップ・マーケティング(※2)・価格戦略など、B2Bマーケティングの全体像を体系的に解説します。「海外礼賛」でも「経験則の羅列」でもなく、”中範囲の理論”(※3)に根ざした実務応用可能な知見を提供し、理論と実務の架け橋を目指す連載を目指しているとのこと。DBSの精神と、まさに軌を一にする連載です。
ぜひこれからの記事をお読みください。
【記事サイト】
高広伯彦氏の連載がスタート|私がBtoBマーケティングの「教科書」を書こうと思った理由(MarkeZine)
※1

B2B市場
Business-to-Businessの略。企業が企業に対してモノやサービスを提供する取引形態。一般消費者を対象とするB2Cと異なり、組織的な意思決定プロセスや複数の関与者が購買に関わるなど、独自の構造を持つ。

※2

リレーションシップ・マーケティング
単発の取引ではなく、顧客との長期的な関係構築を重視するマーケティングの考え方。B2B領域では、顧客企業との継続的な信頼関係や、キーアカウント管理が競争優位の源泉となる。

※3

中範囲の理論
社会学者ロバート・K・マートンが提唱した概念。特定の経験則でも高度に抽象的な大理論でもなく、検証可能でありながら一定の普遍性を持つ理論のこと。実務への応用可能性と学術的厳密さを両立する視点として重要視される。


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-UliYSf.html Thu, 04 Jun 2026 13:44:04 +0900
MBAの学びを現場へ

在学中にCVCの最前線で登壇

丸井直子さん (115571)

同志社大学大学院ビジネス研究科(DBS)修了生の丸井 直子さん(関西電力株式会社 イノベーション推進本部 マネジャー)が、在学中にスタートアップコミュニティのイベント「FLC Fes」に登壇した。「次の関西経済を誰が面倒を見るのか」をテーマに、ABCドリームベンチャーズの北田 淳氏、ダイキン工業CVC室の丸川 英也氏とともに壇上に立ち、CVC(※1)の実践者として議論の中心を担った。その議論がネット上で公開されているので紹介いたします。

「翻訳者」の不足を問題提起

丸井さんがセッションを通じて一貫して訴えたのが「翻訳者」の不足だ。技術と市場、スタートアップと事業会社、地域と地域――立場の違う者同士をつなぐ通訳役が関西には足りない。関西はディープテックの芽が出やすい土壌を持ちながら、それを事業へ結びつけるリソースにはまだ磨きしろがあると見立てた。この問題意識はキャリアの経験に裏打ちされている。メガバンクでの富裕層・法人営業からファイナンス実務、スタートアップ支援企画部署でのベンチャーファイナンスやファンド出資(※2)、そして2024年からの関西電力でのCVC投資と、異なる立場と文脈を渡り歩いてきた丸井さんにとって、「翻訳」はキャリアを貫くテーマでもある。

CVCに「両輪」を求める

議論はディープテック(※3)が直面する「資金が入った後の壁」にも及んだ。種銭を事業計画・資本政策・採用へ変換できる人材が地域には少なく、論文ベースの技術を投資家に伝わる言葉へ置き換える役割も不足している。丸井さんはこうした構造的な課題を受け、CVCの役割について明確な言葉で語った。「事業創出と資金提供の両輪が均等に回るべきだ」。片方だけでは地域のエコシステムは動かない。CVCが翻訳機能を組織の内側に実装し、人員を強化しながら拡張していく必要があるという認識だ。外からの刺激で伸びてきた関西が、ここからは内発的な成長へ移る局面に入っている――そう語る言葉には、現場で感じてきた切迫感と、MBAで体系化した構造認識の両方が重なって見えた。

学びと実務を同時進行で

登壇当時、丸井さんはDBSに在学中だった。日本証券アナリスト協会認定アナリスト、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持ちながら、MBAで経営学をさらに深め、同時に関西電力でCVC投資の最前線に立つ。理論と実践を同時進行で走らせるその姿は、ビジネススクールが目指す学びのあり方をそのまま体現するものだった。「翻訳者を増やすことが関西経済の鍵だ」と語った丸井さん自身が、まさにその翻訳者であり続けている。

FLC Fes(Webサイト)

※1

CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)
事業会社が自社の戦略目的のために設立・運営するベンチャー投資部門。財務リターンだけでなく、新技術の取り込みや新規事業の探索など、事業シナジーを重視した投資を行う点が独立系VCとの大きな違い。

※2

ファンド出資
複数の投資家から資金を集めて運用するファンド(投資組合)に対して出資すること。直接スタートアップに投資するのではなく、ファンドを通じて間接的に投資するため、分散投資や専門家への運用委託が可能になる。

※3

ディープテック
AI・バイオ・量子・素材など、大学や研究機関の基礎研究に根ざした技術を事業化するスタートアップの総称。社会へのインパクトが大きい一方、事業化までに長い時間と多額の資金を要する点が特徴。


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-9Y6pGn.html Thu, 04 Jun 2026 12:23:46 +0900
2027年度入試情報公開!

  • 寒梅館_32  (128124)
2027年4月DBS入学に向けて

2027年度入試情報はコチラ

ビジネス専攻の2027年度入学に向けた入試情報を公開しました。
入試概要・日程の詳細はもちろん、出願書類のダウンロードも可能です。
本専攻への進学を検討されている方は、ぜひご覧ください。


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-qH0IE5.html Tue, 02 Jun 2026 15:31:46 +0900
高広伯彦教授「AIBB TOKYO 2026」に登壇

高広伯彦教授が、AIに関するビジネスカンファレンス「AIBB TOKYO 2026」に登壇します

ニュース_260522  (139162)

2026年5月25日(月)・26日(火)に東京・渋谷にて開催される、AIのビジネス実装に特化した国内カンファレンス「AIBB TOKYO 2026」(主催・Pivot Tokyo株式会社 )に、本学の高広伯彦教授が登壇いたします。本カンファレンスではスタートアップのピッチや企業PRを原則排除されており、実務に直結する知見のみを届けることが方針とされており、初代デジタル大臣・平井卓也氏や各業界のリーダーが登壇する予定です。
今回の高広教授の講演は、「競争の原理と共創の原理」というテーマで、経営学やマーケティングにおける生成AI活用ついて語ることになっています。
高広教授は、博報堂・電通での広告実務経験、Google社での広告プロダクトおよびYouTube国内導入の指揮、その後の複数の事業支援経験を経て、現在は同志社ビジネススクールで教鞭を執るマーケティング領域の実務家教員です。専門はサービス・ドミナント・ロジック(※1)や価値共創、B2Bマーケティング、技術マーケティングです。
授業で「B2Bマーケティング」、「技術マーケティング」そして「デジタルマーケティング」を担当。「デジタルマーケティング」の授業では、生成AIが浸透した時代においてマーケティングやブランディングはどのような変化がおきるか?といったトピックで、活発なディスカッションも行っています。
AIが「検索して調べる」という行動を「AIに聞けば答えが返ってくる」という行動に置き換えつつある今、企業や組織はどのようにコミュニケーション戦略やマーケティングを再構築すべきか。理論と実務の架け橋を目指す同志社ビジネススクールの精神を体現する登壇となることでしょう。

イベント概要

名 称 AI BB TOKYO 2026
日 程 2026年5月25日(月)・26日(火)
会 場 MAGNET by SHIBUYA109 7階(渋谷駅より徒歩1分)
詳 細 詳細・参加登録はコチラ(AI BB<外部サイト>) ※高広教授の登壇は2日目
※1

サービス・ドミナント・ロジック(Service-Dominant Logic)
製品ではなく「サービスの交換」をあらゆる経済活動の基盤として捉え直すマーケティング理論です。企業と顧客は一方的な売買関係ではなく、ともに価値を作り上げる「価値共創」のパートナーであるという考え方が中核にあります。 


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-G0d7Rv.html Fri, 22 May 2026 14:59:50 +0900
修了生 関根理沙さんがテレビに出演 【4/28】

京都の街を読み解く

文化コーディネーターとして活躍する修了生がメディアで発信

ニュース_260423  (138533)

本ビジネススクール修了生で、文化コーディネーター(※1)として京都を拠点に活躍されている関根理沙さんが、朝日放送テレビの情報番組「なんでやねん!?」(news おかえり)に出演されます。
放送は4月28日(火)18時30分から。A.B.C-Zの塚田僚一さんとともに、京都・寺町通にパソコンショップが立ち並ぶ理由を解き明かします。一見すると歴史的な街並みとは結びつかないように思えるこの現象には、京都の地域文化資源(※2)とビジネスの発展が交差する興味深い背景があります。
関根さんは、京都の文化を現代のビジネスやコミュニティに橋渡しする活動を展開されており、地域に埋もれた物語を可視化する取り組みを続けておられます。今回のテレビ出演は、専門知識を広く社会に届けるメディアコミュニケーション(※3)の実践例といえるでしょう。
理論と実務の架け橋を目指すDBSの精神は、修了後も様々なフィールドで受け継がれています。関根さんの活躍は、ビジネススクールで培った分析力や洞察力を、地域文化という新たな領域で実践する好例です。
番組は放送後1週間、TVerにて見逃し配信されます。ぜひご視聴ください。

番組情報

番組名 朝日放放送テレビ「なんでやねん!?」(news おかえり) 
放送日時 4月28日(火)18:30~
見逃し配信 TVer
関根さんの最新情報 KYOTONOANO
※1

文化コーディネーター 
文化コーディネーターとは、地域の歴史や文化的資源を調査・分析し、それを現代のビジネスや社会活動に活かす専門職のことです。単なる文化の紹介にとどまらず、地域の物語を発見し、それを観光、まちづくり、企業のブランディングなどに結びつける役割を担います。例えば、古い商店街の歴史的背景を掘り起こし、それを新たな集客やコミュニティ形成に活用するといった取り組みが該当します。文化資源を「資産」として捉え直し、持続可能な価値創造につなげる点で、MBAで学ぶ戦略思考やマーケティングの知見が活きる分野です。 

※2

地域文化資源
地域文化資源とは、特定の地域が持つ固有の歴史、伝統、産業、景観など、文化的・社会的価値を持つ資産の総称です。今回の寺町通のパソコンショップ街のように、一見すると現代的な商業集積も、その成り立ちや発展過程を紐解くと、地域の歴史や人々の営みが反映された文化資源となります。これらを戦略的に活用することで、観光振興、地域ブランディング、商業活性化などにつなげることができます。ビジネスの文脈では、地域文化資源を差別化要素として捉え、競争優位性を構築する視点が重要です。 

※3

メディアコミュニケーション
メディアコミュニケーションとは、テレビ、ラジオ、SNS、出版物などのメディアを通じて、専門知識や情報を広く社会に発信することです。近年では一方的に情報を送り届けるだけでなく、対話を生み出すことも目論むことも求められます。専門家が一般の視聴者にも理解できる形で知見を伝えることで、社会的な認知向上や、新たなステークホルダーとの関係構築が可能になります。ビジネススクールで培った知識を社会実装する際、メディアを効果的に活用することは、個人のブランディングはもちろん、組織や地域の価値向上にもつながる重要なスキルといえます。


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-8zYwdm.html Thu, 23 Apr 2026 15:00:00 +0900
新年度がはじまりました|2026年度

新たな一歩をともに

学びと成長の一年の始まり

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ニュース_260422_2 (138488)

さる4月8日、新学期の授業が始まり、春のキャンパスに再びにぎわいが戻ってきました。新たな出会いと学びの季節の到来です。
春休みの間は落ち着いた雰囲気に包まれていたキャンパスも、この日から一変しました。寒梅館の外に出ると、学部の新入生たちの初々しい姿もあふれ、期待と少しの緊張が入り混じる空気に、新年度の始まりが実感されます。DBSでも、多様なバックグラウンドを持つ新入生が加わり、教室には新鮮な活気が広がっています。
新入生にとっては、仕事や家庭と学業を両立させる日々のスタートです。慣れるまでは時間の使い方に苦労することもありますが、自分なりのペースを見つけることで、学びはより充実したものとなります。一方、在学生にとっても、新入生の真剣な姿勢は良い刺激となります。入学当初の志を思い出し、改めて自身の学びと向き合う契機となるでしょう。
さらに、本学の魅力の一つである学年を超えた交流も、これから一層活発になることが期待されます。授業やグループワーク、日常の何気ない会話を通じて、多様な視点や経験が共有され、新たな気づきや発想が生まれていきます。こうしたつながりは、学びの質を高めるだけでなく、将来にわたる貴重な人的ネットワークの形成にもつながります。
教員もまた、学生一人ひとりの挑戦に寄り添いながら、授業や個別のサポートを通じて学びを支えていきます。新しい環境の中での不安や課題に対して、安心して相談できる体制を整えています。
新学期は、それぞれが新たな一歩を踏み出す大切な節目です。互いに刺激し合いながら、実りある一年を築いていくことを期待しています。

ビジネス研究科長・教授 森 良弘


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-AOD5NH.html Wed, 22 Apr 2026 12:32:38 +0900
リカレント研修「MBA体験コース」受講生募集中!

京都府生涯現役クリエイティブセンターと同志社ビジネススクールの共同企画講座「MBA体験コース」受講生募集中です

社会人のための新事業創造入門——DBSの学びを体験できる全5回講座、参加者募集中 

寒梅館_14  (113066)

リカレント研修(※1)の一環として、本研究科と京都府生涯現役クリエイティブセンターとの共同企画講座「MBA体験コース」が、2026年8月1日(土)から9月26日(土)にかけて全5回で開催されます。現在、参加者を募集中です。
本講座は「新事業創造の基礎知識マスター講座」をテーマに、新規事業の立案から、プロジェクトを推進するリーダーシップ、財務分析に至るまで、MBAプログラムのエッセンスを凝縮した実践的な内容となっています。講師は、本研究科の児玉俊洋教授、井上福子教授、野瀬義明教授が担当。最終回には、受講者自身が新事業の構想をプレゼンテーションする機会も設けられており、学びを自分事として深める場となっています。
定員15名・受講料2万円という参加しやすい設計で、企業内での新規事業開発を担う方や、起業を検討・準備している方を対象としています。「DBSのMBAプログラムに関心はあるが、まず雰囲気を知りたい」という方にとっても、入学前に本研究科の学びを直接体験できる貴重な機会です。
詳細・申込みについては、京都府生涯現役クリエイティブセンターの以下のサイトをご覧ください。
京都府生涯現役クリエイティブセンター(外部サイト)

※1

リカレント教育 「リカレント(recurrent)」は「循環する・繰り返す」を意味し、リカレント教育とは、社会人が仕事を続けながら、あるいは一度職を離れながら、大学や研究機関などで学び直す教育のことを指します。技術の急速な進化や働き方の多様化を背景に、キャリアの節目に学び直しを行い、新たなスキルや知識を習得するリカレント教育の重要性が高まっています。本講座は、京都府が推進するリカレント研修の一環として位置づけられており、社会人が体系的に学べる機会を提供しています。 


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-ogFFc7.html Fri, 10 Apr 2026 16:59:37 +0900
高広伯彦教授の対談記事がウェブメディアに掲載

技術と事業をつなぐ「技術マーケティング」とは何か

本ビジネススクール高広伯彦教授の対談記事がウェブメディアに掲載されました  

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技術マーケティングは、なぜ通常のマーケティングと異なるのか 

本ビジネススクール高広伯彦教授が、BtoBマーケティング支援企業マーケットワン・ジャパン合同会社の大橋慶太氏との対談に登壇しました。「技術はあるのに、なぜ事業にならないのか」——この問いを軸に展開された議論の全容が、同社のウェブメディアに掲載されています。
高広教授がDBSで担当する「技術マーケティング」の授業では、一般的なマーケティングとの根本的な違いとして、「現在の顧客ニーズから始まらない」という前提が置かれています。製品を特定顧客の現在のニーズに合わせて届けることに重点を置く一般的なマーケティングや、営業支援のためのセールスマーケティングとは異なり、技術に関するマーケティングはこれから形成される「派生需要」(※1)の行方を、将来の時間軸において読み解く力を必要とします。R&Dで生み出された技術はしばしば市場の声に先行して存在するため、そのプロセスは本質的に異なる、というのが高広教授の論点です。

「R&D+D」——技術に社会実装の構想力を加える

この課題に対して高広教授が提唱するのが、「R&D+D(※2)」という発想です。研究・開発の機能に「デザイン=社会実装の構想力」を加えることで、技術をいかに将来の顧客課題や社会課題と接続するかを組織として担えるようにする、という考え方です。その実践的な思考ツールの一つとして対談で紹介されているのがホライズンスキャニング(※3)であり、VUCA(※4)の時代において近い将来から遠い将来まで時間軸で分け、複数の段階的な未来シナリオを描きながら自社技術の活かしどころを構想します。対談では、韓国の某B2C企業が自社の技術をB2B領域に転用して進出し始めている事例が挙げられています。

IPランドスケープを超えて——「WHO WE ARE」を問う

未来シナリオを描く際の自社資源の把握においては、IPランドスケープ(※5)の活用が触れられる一方、高広教授はその限界も指摘します。特許情報を起点に投資判断を行うIPランドスケープは有効なツールである一方、特許だけでは測れない技術的信頼性やネットワークといった「見えにくい資産」をも含めて自社資源を総体として捉えることが重要だという論点です。そこで高広教授がもう一つの提唱概念として挙げるのが、「WHO WE ARE(※6)」という問いです。「自社は何者であり、何ができるか」を定義できているかどうかが、未来シナリオと自社強みを重ね合わせた事業構想の精度を左右すると論じています。

オープンイノベーションの前提としての自己定義 

この文脈で改めて問い直されるのが、オープンイノベーション(※7)のあり方です。外部の知見や技術を取り込む仕組みとして注目されてきた一方、WHO WE AREが定まっていなければ、外部との連携は十分な成果を生みにくい。まず自社の強みと方向性を整理することが、オープンイノベーションを実りあるものにする前提条件だと述べています。 
技術を社会価値へとつなぐためには、顧客視点にとどまらず社会全体を見渡す視座が求められる——そのような高広教授の問題意識は、理論と実務の接続を追求するDBSの教育方針とも重なるものです。

対談の全文はマーケットワン・ジャパン合同会社のウェブサイトにてご覧いただけます。

※1

派生需要(Derived Demand)
派生需要とは、ある製品・サービスへの需要が、それ単独ではなく別の製品や市場の需要から「派生」して生じる現象のことです。たとえば半導体は、スマートフォンやPCが売れる市場があってはじめて需要が生まれます。半導体メーカーが売り込む相手は一般消費者ではなく、その先にある別の市場の動向なのです。技術マーケティングにおいては、「自社の技術は将来どの需要と結びつくか」を時間軸で読むことが、事業化を構想する際の出発点となります。

※2

R&D+D
R&D+Dとは、Research(研究)とDevelopment(開発)からなる従来のR&Dに、Design(デザイン・企画)の機能を加えた概念として高広教授が提唱するものです。ここでいう「デザイン」とは、見た目のデザインではありません。「この技術は社会のどんな課題に使えるか」「将来どんな使われ方をするか」を構想する力のことです。技術者だけが事業化を考える必要はなく、そうした社会実装を担う機能を組織の中に持つことが重要だという考え方です。

※3

ホライズンスキャニング(Horizon Scanning) 
ホライズンスキャニングとは、未来の変化を時間軸で3つの層に分けて捉える思考手法です。比較的近い将来に高い確度で起こりそうなこと(ホライズン1)、少し先に起こり得る変化(ホライズン2)、遠い将来の可能性(ホライズン3)——この3層で複数の未来シナリオを同時に描きます。「必ず来る未来」を一点に絞り込むのではなく、どのシナリオが現実になりつつあるかを見極めながら、自社技術の出番を構想するための枠組みです。

※4

VUCA
VUCAとは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった言葉で、先行きが読みにくい現代のビジネス環境を表す概念です。かつては「正確な未来予測をもとに計画を立てる」ことが戦略の前提でしたが、VUCAの時代にはその前提自体が成り立ちません。だからこそ、複数のシナリオを並行して描き、状況に応じて対応できる構えが求められます。 

※5

IPランドスケープ 
IPランドスケープとは、特許情報などの知的財産(IP)データを経営・事業戦略の観点から分析し、競合他社の技術動向や自社の強み・空白領域を可視化する手法です。どこに投資するか、どの技術領域で差別化できるかを判断する際に活用されます。一方で本対談では、特許数だけでは見えてこない技術的信頼性やネットワークといった「見えにくい資産」にも目を向ける必要があることが指摘されています。

※6

"WHO WE ARE" 
"WHO WE ARE"とは、「自社は何者であり、何ができるか」を特許や売上といった数字だけでなく、長年培ってきた技術的信頼性・ネットワーク・知見といった「見えにくい資産」も含めて総体として定義する力として、高広教授が対談で挙げる概念です。たとえば長年モーター技術を磨いてきた企業には、特許数には表れない技術的な信頼の蓄積があります。どんなに精緻な未来シナリオを描いても、「自分たちは何者か」が曖昧なままでは、自社の立ち位置は定まりません。アントレプレナーシップ研究のEffectuationでも同様に、自らの手持ちの資源の把握が出発点として重視されています。

※7

オープンイノベーション
オープンイノベーションとは、自社内の研究開発だけに閉じるのではなく、外部の企業・大学・スタートアップなどの知見・技術・アイデアを積極的に取り込みながらイノベーションを推進する考え方です。2003年にハーバードビジネススクールのHenry Chesbroughが提唱して以来、多くの企業で採用されてきました。ただし対談では、「ドアを開けていても、相手にとって入るだけの魅力がなければ誰も来ない」と指摘されています。外部との連携を実りあるものにするためには、まず「WHO WE ARE」を明確にしておくことが前提条件になるというわけです。 


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-btfd04.html Fri, 03 Apr 2026 16:31:50 +0900
2026年度入学 新入生オリエンテーションを開催

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2026年3月28日、2026年度入学者(DBS第23期生)を対象とした新入生オリエンテーションを開催しました。新たな学びの一歩を踏み出す場として、多くの新入生が期待と緊張を胸に参加しました。
当日は、研究科長による歓迎挨拶から始まり、本研究科での学びの意義や社会におけるビジネス教育の役割についてメッセージが送られました。続いて、キリスト教文化センター長より、本学の建学の精神に根ざしたキリスト教主義についての説明があり、学びの根底にある価値観への理解を深める機会となりました。さらに、専攻長によるカリキュラムや履修方法に関する具体的な説明、事務室による各種手続きの案内が行われ、円滑な学修スタートに向けた実務的な情報が共有されました。施設見学では、これからの日々の学びの場を実際に確認し、学生生活へのイメージを膨らませる様子が見られました。

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また、オリエンテーション終了後には、修了生組織であるDBSネットワーク(DBSN)の有志による恒例の履修相談会が実施されました。実務と学業を両立してきた修了生と現役生の経験に基づくアドバイスは、新入生にとって大きな安心材料となり、活発な質疑応答が交わされるなど、早くもコミュニティのつながりが感じられる時間となりました。
働きながらMBA取得に挑戦する道は決して平坦ではありません。しかし、その挑戦は自身の成長だけでなく、組織や社会への新たな価値創出にもつながります。本研究科では、こうした志を持つ学生一人ひとりを支え、実践的かつ高度な学びを提供してまいります。
新入生の皆さんがそれぞれの目標に向かって歩みを進め、充実した学びの時間を過ごされることを心より願っています。今後も本研究科では、学生同士や修了生とのネットワークを活かしながら、学びと実践を結びつける機会を一層充実させていく予定です。


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https://www.doshisha.ac.jp/bs/news/detail/047-JDz99L.html Tue, 31 Mar 2026 12:00:00 +0900
修了生 五島光さんの論文が国際学術誌に掲載

なぜ顧客に満足されていても、売上は伸びないのか?

本大学院修了生・五島光さんの論文が国際学術誌『Journal of Retailing and Consumer Services』に掲載されました 

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本ビジネススクール第9期修了生で、現在は大阪経済法科大学にて教鞭を執られている五島光さんの論文が、リテールおよび消費者サービスの分野で権威ある国際学術誌『Journal of Retailing and Consumer Services』に掲載されました。同誌に日本人が単著で論文を掲載するのは、極めて稀な快挙といえます。
本研究は、顧客満足度(CS)が高くても必ずしもウォレットシェア(SoW ※1)の拡大に繋がらないという「態度–行動ギャップ」の解明に挑んだものです。
顧客経験品質(EXQ ※2)や相対的満足度(RSAT ※3)によって、SoWが予測しうると考えられてますが、一定の結論が得られていません。また既存研究は西洋市場に偏っており、日本での検証が不足していました。
そこで本研究で五島さんは、従来の構造方程式モデリング(SEM ※4)では捉えきれなかったミクロな要素間関係を可視化するため、心理学的ネットワーク分析(PNA ※5)を組み合わせた「二層診断」を提案。日本市場のデータを用いた実証分析により、ウォレットシェア(SoW)が評価システムから構造的に断絶していることを数学的に示しました(※6)。
この研究成果は、「経験価値を高めるだけではシェア拡大には不十分であり、利便性やスイッチングコストといった別次元の要因への介入が必要である」という実務的な示唆を与えています。
理論と実務の架け橋を目指すDBSの精神を体現する、素晴らしいニュースです。本スクール修了生の国際的な場でのご活躍を、心より応援しております。

※1

ウォレットシェア(Share of Wallet / SoW)とは、ある顧客が特定のカテゴリに使うお金の総額のうち、自社に使ってくれている割合のことです。
例をあげると、週に外食に5,000円使う人がいるとして、そのうち3,000円をA店で使っていれば、A店のウォレットシェアは60%となります。A店の顧客満足度が高かたっとしても、他の店にも行き続けていればこのシェアは上がりません。それがまさにこの論文が問う「満足しているのに、なぜお金が増えないのか」という問題の核心です。SoWは、「新規顧客を獲得する」より「既存顧客に、もっと自社を選んでもらう」という観点で重要な指標であるため、サービス業や小売業のマーケティングでよく使われます。

※2

顧客経験品質(EXQ:Customer Experience Quality)とは、顧客が企業やサービスと接触する一連の体験全体を、どれだけ質の高いものと感じたかを測る概念です。単純な「満足度」よりも広く、体験のプロセス全体を捉えようとするところが特徴です。一方、顧客満足度(CS:Customer Satisfaction)は、購買後の評価、結果への評価が主眼となります。

※3

相対的満足度(RSAT:Relative Satisfaction)とは、「このお店、良かった」という絶対的な満足ではなく、「他のお店と比べて、このお店の方が良い」という競合との比較を前提にした満足度のことです。通常の満足度とは、例えばあるお店単体への評価ですが、RSATの場合は相対的な評価となるため、SoWに近い指標になると考えられてきました。

※4

構造方程式モデリング(SEM:Structural Equation Modeling )とは、複数の変数の間にある因果関係や影響の強さを、まとめて検証できる統計手法です。「原因→結果」という矢印の連鎖を、データを使って数値で示すことができます。

※5

心理学的ネットワーク分析(PNA:Psychological Network Analysis)とは、変数同士(=個々の要素)の関係を互いに影響し合うシステムとして捉え、視覚化・分析する手法です。SEMが「要因」と「結果」の強さを重視するのに対し、PNAは、いろいろな要素(例えば接客、品質、価格など)が互いに影響し合って一つのサービスというシステムを作っていると考えます。その結果、どの要素とどの要素がつながっているか、どの要素がハブになっているか、どの要素が孤立しているかがわかります。本研究の場合、SoWがサービスの評価(のシステム)からは孤立している(=構造的に断絶している)ということを明確にしたということになります。

※6

日本の対面サービスのリピート顧客532名を分析。SEMではEXQ→RSATに有意な正の関連(β=0.368)が確認されたが、RSAT→SoWは微弱(β=0.086)でSoWの説明分散はわずか0.8%であった。PNAでは、SoWがEXQ–RSATの評価コアから完全に孤立(強度中心性0.00)していた一方、SPE7(心地よい対人関係)やSPE6(共感性)が高い中心性を示し、PPE2(ニーズ理解)やPPE5(問題対応力)がドメイン間のブリッジとして機能していた。 これにより、態度–行動ギャップは単なる弱い係数ではなく、SoWが評価システムから「構造的に断絶」しているという測定システムの特性として再定義された。実務的には、経験評価の向上だけではSoW拡大に不十分であり、利便性やスイッチングコスト等の追加要因への介入が必要であると提言している。
*SPE:Service Provider Experience
*PPE:Post-Purchase Experience

『Journal of Retailing and Consumer Services』

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【産学連携プロジェクト】実施報告セミナーを開催

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同志社大学大学院ビジネス研究科(DBS)では、2020年度より株式会社SCREENホールディングスの協力のもと、「産学連携によるMBA教育機能強化プロジェクト」を推進しています。本プロジェクトは、先端技術産業におけるグローバルな実務知見を教育に取り込み、より実践的で国際的なMBA教育の実現を目指すものです。
2025年度実施報告セミナーでは、第2期2年目の取り組みを総括し、関係者間で成果と課題を共有しました。当日はSCREEN社の担当者、DBS教員に加え、インターンシップを経験した学生が登壇し、それぞれの視点から具体的な学びや成果を報告しました。
本プロジェクトの意義は、理論と実務の架橋にあります。企業の第一線で培われた知見を教育に反映することで、学生はリアルな経営課題に触れながら学ぶことができます。また、留学生を対象としたインターンシップ科目の新設により、多様なバックグラウンドを持つ学生が日本企業の現場を体験する機会が広がりました。さらに、国際認証の推進などを通じて、研究科全体の国際的な競争力強化にも寄与しています。
2024年度から始まった第2期では、新たなテーマの導入により活動領域が拡大し、より多角的な教育展開が進められています。
今回のセミナーでは、これまでの成果を踏まえつつ、次年度に向けた教育内容の高度化や連携の深化について活発な議論が行われました。今後も本プロジェクトを通じて、社会と連動した実践的MBA教育のさらなる発展が期待されます。


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「JOCビジネススクール」第3科目開講

 若手経営者に向けた実践型研修を提供

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同志社大学大学院ビジネス研究科(DBS)は本年、若手経営者のネットワークである京信ジュニア・オーナーズ・クラブ(JOC)と連携し、「JOCビジネススクール」を開設しました。
JOCは、コミュニティ・バンク京信の呼びかけにより結成された経営者コミュニティで、約500名の会員を擁しています。本スクールは、JOC会員でありDBSに在学中の柴崎良太さん(学習塾経営)の発案によりスタートし、実務と学術を融合した学びの場として注目されています。
本年度は、6月に藤原浩一教授による「経営戦略」、10月に森良弘教授による「イノベーションとビジネスモデル」が開講され、いずれも好評を博しました。

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そして先日、第3科目となる「財務・会計」が実施され、参加者は自社の課題を踏まえながら、財務分析や意思決定に関する理解を深めました。講義では理論の解説にとどまらず、参加者同士の活発な議論や意見交換が行われ、実践的な学びが展開されました。
本スクールの意義は、若手経営者が直面するリアルな経営課題に対し、体系的な知識と多様な視点を提供する点にあります。加えて、異業種の経営者同士が交流することで、新たな気づきや協働の可能性が生まれることも大きな価値といえるでしょう。大学院の知見を社会に還元し、地域経済の担い手を育成する取り組みとしても重要な役割を果たしています。
今後も本スクールは次年度以降の継続開講が予定されており、より多様なテーマや参加者層の拡大が期待されます。DBSは引き続き、実務家と教育機関をつなぐ架け橋として、社会に開かれたビジネス教育の充実を目指していきます。


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