修了生インタビュー vol.7
同志社で知った学びの魅力 〜ビジネススクールで得た知見を実務へ〜
1. なぜ同志社でMBAを取得しようと考えたのですか?
金融や経済、京都企業について、学び直したいと思ったからです。 私は短期大学を卒業後、新卒で京都中央信用金庫に入社し、最初の5年間は営業店で働きました。その後営業統括部に異動となり資産運用を中心とした臨店業務を担当、お客様へ商品提案を行ったり若手職員の指導も担当していました。本部の職員として働く中で自分の知識不足を実感し、学び直しの必要性を感じるようになりました。そんなときに上司に勧められたのが同志社のビジネススクールです。お客様と話すうえで必要になる金融・経営・経済に関する幅広い知識を身に付けられる点、京都の企業文化や地域経済について学べる点、働きながら学べる点に惹かれました。
2. DBS在学時の一日のスケジュールを教えてください。
平日は授業が週に1~2日あることが多かったです。 授業がある日は朝8時45分から17時まで仕事をして、それから18時25分までに学校に行って21時40分まで講義を受け、23時頃に帰宅していました。土曜日は、2科目受講の時は朝9時から16時半ごろまで講義を受けて、その後自習やグループワークをしてから帰宅。日曜日はゼミ開催週以外は基本的に休みだったので、課題に取り組んだりリフレッシュに充てたりしていました。ビジネススクールの授業は課題がかなり多く、どうやって勉強時間と睡眠時間を確保するかを常に考えながら行動していました。本1冊分を毎週発表する科目や、毎週グループ発表がある科目もありました。会社では、できるだけ残業をしないように工夫したり、昼休みに課題をすることもありました。
3. MBAを取得したことが、どのような点で役に立っていますか?
仕事の質が高まった点、視野が広がった点が挙げられます。まず1つ目の「仕事の質」については、業務で役立つ基礎知識を幅広く身につけられたことで、お客様からの質問に対してより精緻な回答ができるようになり、提案力が向上しました。経営に関する知識を体系的に学べたのは、仕事をするうえでとても大きかったです。2つ目の「視野の広がり」については、いろんな業界の方々と一緒に学んだことで、以前とは違う角度から問題に向き合えるようになりました。各業界、各職種のプロフェッショナルが集まり、今までの実務経験や知識をもとに意見を出し合う質の高いディスカッションは、とても勉強になりました。社会の第一線で活躍しているクラスメイトから、作成したレポートや発表内容に対するフィードバックがもらえたのは、すごく良い経験でした。
4. どのような人にDBSに来てほしいですか?
どなたにも、ぜひ来てほしいです。学びたいと思ったときが学び時です。私のように短大卒でもチャレンジできます。子供が独り立ちして時間に余裕ができた人や、お金に余裕ができて学び直しをしたいと思っている人にも、ぜひ来ていただきたいです。ビジネススクールは通常の大学院とは違い実務に活かせる幅広い知識を学ぶところなので、実務経験を持つ人の方がDBSでの学びをより楽しめると思います。
5. DBSに入学する前に学んでおく必要のある知識はありますか?
特にありません。 Excelが使えれば大丈夫だと思います。元々経営系の学部出身ではなかった人もたくさんいましたし、実務経験は豊富でも学術的なレポートは書いたことがない人がほとんどでした。入学すれば先輩や先生からのサポートも受けられますし、同期のみんなと切磋琢磨しながら成長できるので、入学してしまえばなんとかなると思います。行かずに後悔するぐらいなら、チャレンジして欲しいです。
※本記事の内容、肩書き等は2024年5月時点のものです。
(取材 同志社学生新聞局)