以下、本文になります
山下 貴子
教授:山下 貴子(やました たかこ)
マーケティングとは、企業による市場創造、つまり、企業が消費者に働きかけ、消費者がそれに応じることを指します。消費者が最終的に企業の働きかけに応じてくれれば、TRANSACTION(取引)成立です。この場合の企業のビヘイビアと消費者の反応を研究するのがマーケティングのものの見方を作って行く第一歩といえます。晴れて取引が成立すると、今度はINTERACTION(相互コミュニケーション)の内容が分析対象となってきます。このようにマーケティングとは、意思決定と取引を巡る、主観的、意図的、循環的な世界をさします。さらにマーケティングは、環境によって生き物のように変化するため、時代に即した研究スピードも必要とされます。授業では受講生の皆さんとともに「何が問題か」「何をいかに解くか」、常に各自のコアになる問題を保持しながら様々な情報(データ)の中に身を沈め、感性を磨いていくことができるように努めます。
関連リンク
担当科目
ビジネス専攻
- マーケティング
- 消費者行動
- 商品・ブランド開発
- プロジェクト研究基礎・Ⅰ・Ⅱ
専門分野
- マーケティング
- 消費者行動
履歴等
神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程企業システム専攻修了、博士(商学)
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士後期課程単位取得退学、博士(学術)
流通科学大学商学部、同大学大学院流通科学研究科博士後期課程教授、ヴァージニア大学ダーデン・ビジネススクール客員研究員等を経て現職。