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梅田 昭夫
教授:梅田 昭夫(うめだ あきお)
コーポレートガバナンスとは、一般的には経営者に対する規律付けにより企業価値を高めるメカニズムを指しますが、近年では、株主の利益のみならず、顧客、従業員、サプライヤー、地域社会等の幅広いステークホルダーの利益の尊重が求められるようになってきています。すなわちステークホルダーの利益を尊重し、社会的価値と経済的価値を両立する共通価値を創造することで、長期的な企業価値の向上につなげていくという考え方です。また、経営の透明性の確保や不祥事の防止等もコーポレートガバナンスの大きな目的です。コーポレートガバナンスを考える上では、取締役会の役割、ステークホルダーとの関係性、会計・ファイナンス、内部統制、リスク管理、監査等の幅広い視点が必要であり、これらを授業やゼミにおいて議論することによって、皆さんがそれぞれの仕事でお持ちの課題解決のお手伝いができればと考えています。
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担当科目
ビジネス専攻
- コーポレートガバナンス
- ビジネス会計学
- 会計・監査
- プロジェクト研究基礎・Ⅰ・Ⅱ
グローバル経営研究専攻
- Project-based Internship
専門分野
- コーポレートガバナンス
- コーポレートファイナンス
履歴等
ロンドン大学インペリアル・カレッジ大学院修了(経営学修士)神戸大学大学院経済学研究科博士課程前期課程修了(経済学修士)りそなグループおよびSCREENホールディングスにおける豊富な実務経験を有する。りそなホールディングスでの企画部IR室長、コーポレートコミュニケーション部長等の役職に加え、SCREENホールディングスでは長年にわたって常勤監査役を務めた。