飯塚 まり
教授:飯塚 まり(いいづか まり)
ビジネススクールは社会を切り開くリーダーを作る場所。そういう志のある人を、ぜひ真のグローバル経営人材に育てて、羽ばたかせたい。
最新の脳科学の知見では、ヒトの脳は瞑想等のメンタルエクササイズによって変化し、より自分も他人も幸せにする脳を作ることが可能とされています。その意識の変革が個人のハピネスや組織変革、グローバル社会の問題解決に貢献するということが、2014年のダボス会議、2015年の国連機関等で論じられ、国連の幸福度指標作成にも脳科学者が入る時代になっています。
授業はグローバル化した社会で充実した人生を送るための、あなたの「外への旅」と「内への旅」の始まりだと考えてください。 上記を念頭に、 私の授業では、以下を試みます。
1. ビジネスとグローバル社会の関係を常に意識しグローバルな問題を提議。
2. ポジティブ心理学(ハピネス研究)やマインドフルネス瞑想などの様々な心理学のワーク。
3. ハーバードなどケースメソッド派ビジネススクールの「学生が中心」の学習スタイルを踏襲。
4. 陳腐化する「知識」ではなく、考える力Critical Thinkingや自己認識力の醸成に注意を払う。
5. できるだけ、グローバルMBAの学生との交流を積極的に推進してグローバル対応能力を醸成する。
なお、2016年から同志社大学Well-being
リサーチセンター、および、日本グローバルコンパクト・アカデミックネットワーク(国連の主導するグローバル社会の中での責任ある企業活動推進)の活動を行っています。学生、卒業生の皆様、ぜひ積極的にご参加ください。ビジネススクールや大学を超えたネットワークの構築が、将来への大きな資産になりますよ。
関連リンク
担当科目
ビジネス専攻
- グローバル経営人材開発
グローバル経営研究専攻
- Responsible Leadership in the Global Context
- People and Organizations
- The Business of Japanese Pop Culture
- Understanding Japanese Corporations
- Critical and Analytical Thinking
- Master Thesis and Research ProjectⅠ・Ⅱ・Ⅲ
専門分野
- 経営戦略
- 組織・人材開発
- ビジネス倫理
履歴等
同志社大学(心理学)、スタンフォード大学MBA、MA(開発経済)、京都大学PhD
外資系企業から、世界銀行(ワシントンDC)、アジア経営大学院、立命館アジア太平洋大学を経て現職。INSEAD(仏)やテュービンゲン大学(独)他、客員研究員。アジア各国での経営者トップセミナーを始めとして、多国籍企業や50か国以上出身のMBAを対象とした豊富な教育経験を有する。グーグル発のマインドフルネスリーダーシップの公式トレーナー。日本能率協会Kaika
Awards審査委員。日本グローバルコンパクト・アカデミックネットワーク(J-GCAN)会長。同志社大学Well-being研究センター長。著書に『進化するマインドフルネス-ウェルビーイングへと続く道-』(創元社)。