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「中小企業経営演習」開講―教室の外へ
同志社ビジネススクール「中小企業経営演習」―スモールラグジュアリーホテルで、経営課題と向き合う
現場に入り、経営者とともに考え、提言する
同志社ビジネススクール(同志社大学大学院ビジネス研究科)には、「イノベーション」や「マーケティング」、「会計ファイナンス」など6つのピラー(カリキュラムの種別)があり、中でも「中小企業・地域経営」は、本研究科において特色のあるピラーとなっています。
その中で提供されている「中小企業経営演習」(※1)は、演習先としてご協力いただく中小企業を訪問し、現場視察と数回のディスカッションを通じて、受講生が経営課題を分析し、提言報告を行う科目です。教員の助言を受けながら進めるこの科目は、応用性・実践性の高さが特徴です。
2026年度は、春学期後半(6月中旬~8月初旬)にかけて、京都市下京区のスモールラグジュアリーホテル(※2)の枳穀邸別館(きこくていべっかん)株式会社様に演習先としてご協力いただき、開講しました。受講生は夏の間、提言報告の作成にも取り組みました。
「教室の外」にこそ、学びの舞台がある
経営の課題は、ケースの中だけにあるわけではありません。実際の現場には、数字だけでは見えない空気感や、経営者の想い、そこで働く人々の工夫があります。この演習では、受講生がそうした現場に足を運び、自分の目で見て、経営者の方々と対話を重ねながら課題を捉え直していきます。
分析に使うフレームワークも、授業で学んだ知識を実際の企業に当てはめてはじめて、その有効性や限界が見えてきます。中小企業は、経営資源に限りがあるからこそ、一つひとつの意思決定の重みが大きくなります。大企業を前提とした理論をそのまま持ち込むのではなく、その企業ならではの文脈に合わせて考え抜く力が求められます。
スモールラグジュアリーホテルという舞台
枳穀邸別館の施設内で撮影同ホテルの責任者、児玉俊洋教授、島ノ内英之嘱託講師、受講生一同
今回の演習先である枳穀邸別館様は、スモールラグジュアリーという業態のホテルです。限られた客室数のなかで、一人ひとりのお客様に深い満足を提供する「小規模だからこそできる価値づくり」が求められる分野といえます。
規模の拡大ではなく、提供価値の磨き込みで勝負するビジネスは、顧客体験、ブランド、価格設定、人材といった経営の要素が、密接に結びついています。受講生にとっては、経営学の幅広いテーマを、一つの事例のなかで総合的に考える貴重な機会となりました。
演習先として貴重な機会をご提供くださった枳穀邸別館株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。受講生の提言報告が、今後の経営のヒントとなれば幸いです。
理論と実務の架け橋をめざして
同志社ビジネススクールでは、「理論と実務の架け橋」を大切にしています。
学んだ理論を現場で試し、現場で得た気づきをふたたび理論で整理する。この往復運動を通じて、受講生は、自社に戻っても、あるいは新たな挑戦の場でも通用する、実践的な経営力を身につけていきます。
このように現場に根ざした学びを通じて、経営課題に向き合うビジネスパーソンを育てているのが同志社ビジネススクールです。MBAでの学びを検討されている方も、ぜひ一度、随時開かれているオープンスクールや体験授業にてその空気に触れてみてください 。
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中小企業経営演習
同志社ビジネススクールの科目の一つで、実在する中小企業を演習先として、現場視察とディスカッションを重ねながら、受講生が経営課題を分析し、提言をまとめる実践型の授業です。教室での講義にとどまらず、実際の経営者や現場の方々と向き合うことで、理論を現実の意思決定に結びつけて考える力を養います。
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スモールラグジュアリーホテル
客室数を絞り、一人ひとりのお客様に丁寧で個別性の高いサービスを提供する、小規模な高級宿泊施設のことです。大規模ホテルのように規模のメリットを追うのではなく、空間やおもてなし、独自の世界観といった「体験の質」で価値を生み出す点が特徴で、顧客体験やブランドづくりを考える題材として注目されています。
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ビジネス研究科事務室 TEL:075-251-4585
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