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DBS 20周年の集いを開催しました

2025年2月11日(火・祝)、同志社大学大学院ビジネス研究科(DBS)の設立20周年を記念し、「20周年の集い」を同志社大学今出川校地寒梅館211教室で開催しました。修了生や現役生、教員など総勢110名が集まり、DBSの歩みを振り返るとともに、今後の展望を語り合いました。
会の冒頭では、DBS設立当初から教員として活躍し、現在は研究科長を務める藤原浩一先生にご挨拶をいただきました。

【 藤原 先生 】
「同志社の創設者である新島襄の理念が、ここまで大きく発展するとは想像していなかった。教育には人生を変える力があると、2004年のDBS設立当初から伝えてきた。最初は不安もあったが、修了生の皆さんが多方面で活躍していることが自信につながっている。2023年度には国際認証(AMBA)を取得した。今後は、さらに企業との外部連携を深め、教育を通じてビジネスに貢献していきたい。」
続いて、DBS設立時から長年教員を務めた北寿郎先生、林廣茂先生、白石健治先生、そして修了生代表の日戸興史さん(1期)、西山裕子さん(8期)にそれぞれお言葉をいただきました。

【 北 先生 】
「私の研究科長時代に『シニアアシスタント制度』を創設し、修了生が再び学び直し、スキルアップを図れるようにした。今後もより多くの学生を迎え入れ、修了後もDBSに戻って学び続けられる環境を整えていってほしい。」

【 林 先生 】
「グローバルMBAプログラムの立ち上げに関わり、多くの先生方と協力しながら議論を重ねた。当初は反対意見もあったが、最終的に賛成多数で設立が決定した。これが私にとってうれしいことだった。」

【 白石 先生 】
「ビジネス環境にゲームチェンジが起こっていると感じる。異次元のスピードであらゆる業種に変革が起こる中、DBSもこれにどう対応し、関わっていくかが問われている。今後のDBSは、変化に適応し、主体的に関与できる人材の育成を考えていかなければならない。」

【 日戸 さん 】
「修了後のつながりを維持するため、同窓会組織『DBSN』を発足させた、20年を経た今、そのネットワークが確かな存在となり、多くの人が支え合っている。このネットワークを活かすかどうかは、修了生がどれだけ積極的に関わるかにかかっている。」

【 西山 さん 】
「自身が行き詰まりを感じたとき、DBSの仲間が夜中まで話を聞き、励ましてくれた。その支えがあったからこそ、前に進むことができた。」

20周年の節目となるこの機会を通じて、改めてDBSの絆の深さを感じることができました。今後もこうしたつながりを大切にしながら、学びを共有し、支え合える場を育んでいければと思います。
最後に、本イベントの開催にあたり、多くの方々にご協力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。また次の機会にお会いできることを楽しみにしております。
※本記事の内容、肩書等は2025年2月時点のものです。
(取材 同志社学生新聞局)
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