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BS教育の質保証システム開発(アーカイブ)

3大学の連携プロジェクト

DBSは、筑波大学大学院ビジネス科学研究科及び青山学院大学大学院国際マネジメント研究科とともに、平成17年度及び18年度大学改革推進等補助金(法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム)による助成を得て、「ビジネススクール教育の質保証システム開発」プロジェクトを実施いたしました。

プロジェクトの目的と3大学の分担

このプロジェクトは、わが国のビジネススクール教育の質を総合的に保証するため、

  1. ビジネススクール教育の理念と育成すべき人材像を明らかにし(教育人材像研究会 幹事校 筑波大学)、
  2. これらの人材(経営専門職)を育成するための制度・教育プログラムを示す(制度設計研究会 同 青山学院大学)とともに、
  3. これらを踏まえた教育の質を保証するシステムのあり方を明らかにする(質保証システム研究会 同 同志社大学)ことを目的としていました。

研究担当者

DBSでは下記の通りに研究担当者を務めました。

プロジェクト責任者 中田哲雄教授
育成人材像研究会担当 藤原浩一准教授、北寿郎教授、ビオジェール教授
制度設計研究会担当 林廣茂教授、洪水啓次教授
質保証システム研究会 中田哲雄教授、林廣茂教授、藤原浩一准教授

実施期間と資金

プロジェクトの実施期間は、2005−2006年度でした。
プロジェクトに必要な資金は、2年間で約4000万円(各年約2000万円)で、文部科学省の大学改革推進等補助金(法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム)による助成を受けていました。

全国スクール長会議の開催と「質保証システム研究会」の開催

第1回ビジネススクール長会議の会議風景 第1回ビジネススクール長会議の会議風景

このプロジェクトのキック・オフ・ミーティングとして、2006年1月に同志社大学(寒梅館)へ全国のビジネススクール約20校のスクール長と文部科学省および大学評価・学位授与機構の幹部約50人が集り、「第1回ビジネススクール教育の質保証システム検討会 全国ビジネススクール長会議」が開催されました。また、2007年2月に、研究プロジェクトの締めくくりとして、筑波大学東京キャンパスで「第2回全国ビジネススクール長会議」が開催されました。この間、同志社大学が担当した「質保証システム研究会」は4回開催され、多くのビジネススクール関係者の参加を得て、活発な議論が展開されました。
また、米国AACSBの訪問調査を実施するとともに、全国のビジネススクール及び産業界の人事担当者等に対してアンケート調査を実施し、ビジネススクールの質保証のあり方について多くの貴重な知見を得ることが出来ました。

プロジェクトの成果

プロジェクトの成果は、「ビジネススクール育成人材の指針」、「ビジネススクール教育システムの指針」、「ビジネススクール教育システムの評価指針」として取りまとめられ、その本質部分は日英2ヵ国語で公表されました。

ビジネススクール教育システムの評価指針(質保証システム研究会 幹事校同志社大学)[PDF 53KB]