以下、本文になります
DBS地域連携プログラム(アーカイブ)
地域連携カリキュラム
京都には、ユニークな事業展開を行う企業が集まっており、その個性のある経営手法により、「京都型企業」「京都式経営」といった特別な名称が用いられています。
京都型企業の中心に位置する本研究科は、京都型経営の研究を推し進めてその成果を教育に反映するとともに、積極的に外に向かって京都型企業に関する知識や情報を発信することが重要であると考えております。
これを実現させるために、京都型企業の経営者やベンチャー企業の経営者に教壇に立っていただき、それぞれの経験に基づいた経営哲学、経営戦略、国際市場戦略、研究開発戦略などをご講義いただき、議論を通じて内容を深化させることが必要となります。本研究科では、これらの企業経営者を授業に組み込んだ、地域連携カリキュラム作りを目指します。
また、経営者による授業のサマリーは、単行本として出版することも視野に入れています。
京都の企業風土・文化とビジネスの可能性
企画責任者 村山 裕三(同志社ビジネススクール教授)
同志社ビジネススクールでは、文部科学省の助成を得て、合計10回にわたるオープン授業を実施いたしました。この講演シリーズを通じて、以下のような課題を受講者と一緒に考え、議論しました。
- 京都の企業風土・文化とはいかなるものか?
- そのメリット・デメリットはどこにあるのか?
- 新たなビジネスの動きを生み出すことは可能なのか?
そして、これらの課題を通じて「京都発の京都ビジネス論」の構築を目指しました。
一般の方々にも多数ご参加いただき、大変充実した授業となりました。心より御礼申し上げます。
ワークショップ(2005年)
開講日 | テーマ | 講師 |
---|---|---|
4月9日(土) 14:00〜16:00 |
京都とビジネス −その可能性を探る− |
林 廣茂 Hugh Whittaker 村山 裕三 (同志社大学大学院ビジネス研究科教授) |
オープン授業(2005年)
開講日 | テーマ | 講師 |
---|---|---|
第1回 5月7日(土) 17:30〜19:00 |
京都=日本の心を売りまひょ! | 茂山 あきら 氏(狂言師) |
第2回 5月14日(土) 17:30〜19:00 |
文化の衝撃 -21世紀グローバル化と伝統産業の活性化- |
株式会社細尾 代表取締役社長 細尾 真生 氏(西陣織)【京都経済同友会】 |
第3回 5月28日(土) 17:30〜19:00 |
CG友禅の可能性 〜アテネ五輪シンクロ水着制作の舞台裏〜 |
有限会社ジャパンスタイルシステム 社長 川邊 祐之亮 氏(友禅) |
第4回 6月18日(土) 17:30〜19:00 |
地球に属している日本、京都、そして我が社 | 株式会社福寿園 代表取締役社長 福井 正憲 氏(製茶) |
第5回 6月25日(土) 17:30〜19:00 |
ニッチトップをめざした経営戦略 | 株式会社片岡製作所 代表取締役社長 片岡 宏二 氏(先端レーザー) |
第6回 7月23日(土) 17:30〜19:00 |
京都文化とグローバル展開 | 株式会社堀場製作所 代表取締役社長 堀場 厚 氏(分析・計測機器) |
第7回 9月6日(火) 17:30〜19:00 |
伝統と革新−薫香を商う | 株式会社香老舗 松栄堂 代表取締役社長 畑 正高 氏(お香) |
第8回 9月10日(土) 17:30〜19:00 |
京様式経営とものづくり哲学 | サムコ株式会社 代表取締役社長 辻 理 氏(薄膜技術) |
第9回 9月29日(木) 19:00〜20:30 |
京都的商法のすすめ | 京料理「菊乃井」主人 村田 吉弘 氏 |