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修了生インタビュー vol.20

DBSでの学びを通じた意識改革と仕事への主体的な取り組み

1. ご経歴を教えてください

修了生インタビューvol.20_3  (111580) 細見 隆志さん
入学:2020年4月 修了:2022年3月

私は工学部機械工学科を卒業後、TOPPAN株式会社に入社し、包装パッケージを製造する工場の設備、生産技術、品質管理の業務に約20年従事しました。現在は生産管理部門で委託先のQCD管理や管理会計を担当しています。

2. DBSに入学したきっかけを教えてください

妻がDBSへの入学を検討していた際、たまたま授業体験に同行したことがきっかけです。学生と教授が熱心に議論している様子を目にし、教授の一方的な講義を受け身で聴くという大学のイメージが一変し、DBSでの学びに興味を抱くようになりました。その後、科目等履修生としてお試しでDBSに通う中で、自分の視野が広がり仕事のパフォーマンスが向上することを実感したため、正規入学して本格的に学ぶ決意をしました。

3. DBS入学前と入学後でどのような変化がありましたか

一番の変化は仕事への意欲が大きく高まったことです。それまでの私は、仕事には積極的に取り組んでいるつもりでしたが、その実どこか受動的な姿勢にとどまっていたように思います。DBSで学びを深める中で、企業を支える社長や役員の学友たちと接し、彼らが大きな責任を抱えながらも果敢に挑戦する姿に大いに刺激を受けました。その結果、自分の仕事に対する姿勢にも変化が起こり、能動的に行動して、より情熱をもって取り組めるようになっています。また、失敗を恐れずに挑戦する姿勢も身につきました。DBSでの学びを通じて、仕事に関連する事象の理由を深く分析する能力を培い、このスキルを活かして、失敗を単なる失敗として終わらせるのではなく、その原因を突き詰めて次につなげることが可能になりました。これにより、仕事に対する感覚が「ノルマをこなす」から「新しいことに挑戦する」という前向きなものに変化しています。

4. DBSで特に印象に残っている学びなどはありますか

修了生インタビューvol.20_2  (111576) 修了式での角帽投げ

印象に残っている講義のひとつに、リーダーシップがあります。この講義では、相手に期待されていると感じていることと、相手が実際に期待していることをお互いに確認するという宿題がありました。これを実際にやってみて、いつも身近にいる妻との間でさえ、お互いに期待されていると思っていることの齟齬があることを認識し、職場でも同様に自分と相手との間に実は大きなギャップが存在していることにあらためて気づかされました。その後、双方に期待しあうことがらの不一致が起きやすいことを前提に刷り合わせ行うようにしたところ、それが信頼関係の構築につながり、仕事での社内外の人間関係やチームワークを改善するうえで非常に役立つものとなりました。

5. どんな方にDBSに入学してほしいですか

私は、ほぼすべての方にDBSをおすすめしたいと考えています。仕事は人生の4分の1を占めるともいわれ、その時間を「困難」と感じる場面も少なくありません。しかし、DBSの学びで得られる新しい視点によって、そうした困難の多くが「挑戦」という前向きなものに変わる可能性があります。仕事や人生に対する見方が大きく変わり、自信を持って取り組める場面が増える、それがDBSで学ぶ大きな魅力だと感じています。

※本記事の内容、肩書き等は2025年1月時点のものです。
(取材 同志社学生新聞局)